予想家の予想に乗れば儲かる

自分の馬券が当たらないことに腹を立てつつ、その一方で弱気になったこともあって、誰かの予想に乗っかることで、儲かるようにならないかを真剣に考えてみました。

ヒントを得たのは身近にあった競馬新聞で、これで飯を食っている予想家の予想に乗れば、儲かるのかも知れない?という思いつきです。

この考えに基づいて、取り溜めてあった競馬新聞の過去1年分を全て見直しました。

狙いは競馬新聞の中でも本紙の印を担当している予想家でした。

しかし結果を集計して唖然としました。

とても満足出来る・・・具体的に言えば回収率で100%などには全く及ばなし数字しか出なかったのです。

もちろん本紙以外の印を担当している予想家も同じ。

たまたま使った競馬新聞の出来が悪かったのかと思い、知人に頼んで別な競馬新聞を取り寄せて確認してみましたが、結果は大差無いものでした。

しかし少し友人と話をすることで冷静になって思いついたことは、競馬新聞の予想家は我々と同じ条件で予想しているワケでは無いということでした。

彼らは〆切があって前日の恐らく午前中のうちに、予想を出さなくてはならないのです。

従って馬体重であったり直前輸送であれば、その情報は予想に組み入れることは出来ないのです。

またもう1つ本質的な問題として、彼らは予想を行った馬券で生活しているわけでは無く、予想を売ることで食べている人なんだということに気付きました。

本当に予想で食べられるのならば、わざわざ予想を売らなくても良いのです。

従って、予想が当たるかどうかでは無く、読者が楽しい・面白いと思って新聞が売れれば良いという位置に立っているのだと分かったのです。

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