負けると分かっていても馬券を買う

競馬予想の難しさは競馬ファンであれば、多くの人が実感を持っているものですが、具体的な数値でそれを語れと言われたときに、いったい何人の競馬ファンがそれを語れるでしょうか?名立たる予想陣を配置して、競馬ファンの耳目を集めている競馬番組である「競馬予想TV」をみても、我々一般の競馬ファンよりは勝率が高そうではあるものの、特別に何倍も当たっているわけでは無いのは明らかです。

また競馬ファンがお金を払ってまで予想を買っている競馬予想会社にしても、良くて著名な予想陣の予想より若干良い程度というのが通説になっています。

これを考えると実際問題としては、1日に12レースの競馬をやったとしても、せいぜい3レース当たれば良い方で、ましてや黒字になるなんて夢のように感じてしまいます。

もともと競馬に限らずギャンブルと呼ばれるのもは、すべからくゼロサムゲームなので、やればやるだけマイナス方向に収束していくのは、数学で言うところの大数の法則であり当たり前のことなのです。

こう考えると競馬なんてやるだけバカバカしいという話になってしまうのですが、そんなことは百も承知のうえで競馬ファンは馬券を買っている・・・そう云うのは言い過ぎでしょうか?お金を払ってでも得たいロマンがあるからこそ、競馬ファンは競馬が大好きであり、負けると分かっていても馬券を買うものなのでは無いかと思うのです。

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2025年9月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:競馬予想会社

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